さあ、これから英語をやり直すぞ!と意気込んでいるあなたが、まず最初にすべきことって何でしょうか??
私も最初どこから手を着けていいのか皆目見当もつきませんでした。なにぶん、今まで無視してきたことを始めるので、それはもう尚更です。
そこでまずはネット上の情報を集めることからスタートしました。
英語学習をしていくにあたっては、まず最初に「全体像を把握する」という手順を踏むことがとても重要になると思います。
闇雲にスタートするのではなく、まずは一旦全体を俯瞰して見ましょうと。すると後でやる細かな事柄が楽にできるようになるものです。
ちょとググって貰えばわかりますが、まず英語学習の全体像を把握するというのは、直接的に言及している方もいればそうでない方もいますが、だいたい上級者の皆さん同じことを言っています。そして、やることはおおよそ次の3つに絞られます。
それは、
- 発音
- 文法
- 語彙増強
です。
この内、語彙増強は終わりなき旅なので、延々やり続けなければいけませんが、発音や文法で学ぶべき量は決まっているわけなので初期の頃に潰しましょう、ということも、皆さん一様に言っていると思います。
私もこの上級者さん達の提唱に則りながら学習しています。
人により学ぶ過程は様々ですが、いわゆる4技能(読む・書く・聞く・話す)を貫いているもの、根底を成すものはこれだと思いますし、最終的にはこの3つに収斂されてくな、というのは実感としてあります。
英語を学ぶ、という言葉は実はとても漠然としたもので、「英語を学ばなきゃ!」という表面的な言葉だけに頼っていると、何から手をつけていいのかさっぱりわからないものです。
それが人によっては「英会話スクールだ」「いや今すぐ海外留学でしょ」「いやいや聞き流すだけで良いらしいぞ」となってしまう。
でもお分かりのように、これらはみんなHOW?の話ですよね。言葉が自分にとって曖昧模糊としているので、結果もよく分からないものになってしまう。
なので、この「英語を学ぶ」という言葉をもう少し具体化してみる必要があるわけです。すると、英語の構成要素が「発音・文法・語彙」になるわけで、それらをもう少し細かく見ていったら発音と文法は最初にやっつけれるな…という具合に、自分が計画を立てやすいレベルまで見えてくる。
こうなると全体を俯瞰して見れますから、これからの学習の見通しが立ちやすくなりますね。
全体像がわかったその後は
ここではもう少し、この全体像を把握する、のイメージが膨らむように説明できればと思います。
多くの場合、発音と文法を短期間で終わらせようと言われると、その期間でそれらのことを「身に付け」なければならないと思いがちですが、実際にはそんなことはできず、せいぜい様々な事項を「確認する」にとどまります。
まあそれは当たり前で、3ヶ月とか6ヶ月でそれらを使いこなせるようになるなら、もっとペラペラな人が大量に輩出されるはずですが、そういうわけではない。一日の大半を学習に充てられる人ならまだしも、学習時間の限られる社会人なら尚更ですよね。
発音や文法は、人間に例えれば、骨のようなものですね。まずはシンプルにその骨組みにあたる事項を確認し、その後、もっとしっかりとした骨格を作ったり、骨を太くしたりしながら、さらに語彙などを増やすことで肉付けをしていくわけです。
別のイメージを使うと、直線的な学習というよりも、先に進めば元に戻り、あっちへ行けばこっちに行くというようなことを繰り返しながら、らせん状に成長曲線を描くような感じです。
私は日々これを実感するのですが、たぶん上級者になるくらいまでは、全体を把握しながら各論に落とし込む、全体を把握しながら各論に落とし込む…というのを繰り返しながら上達していくのだろうと思います。
まあとどのつまり、焦らずにやりましょうということですね 笑
ただ学習を続けていると、あれ?これはもう出来ててもいいはずだ、とか焦りが出てくるんですよね。もっと喋れてもいいはずだとか、もっとリスニング出来ていいはずなのに、とか。
でも出来ないのは当たり前で、昨日できたから今日からは絶対出来るというものでもないんですよね。不思議ですね。自転車は乗れ出したらまず乗れなくなることはないのに。
そう、まだ乗れるだけの骨格、筋力ができてないってことですね。たまたまその時できたかもしれないけど。
だから自転車に乗れるって凄いことなんですよ 笑
ということで、学習の全体像としては、まず骨になる部分を見つけて、それをまずはザーっとひと通り確認する。その後、骨の部分を日々強化することに専念する。骨格がきちんとできてない部分を発見したら、何度も何度もそこへ立ち返る、ということを繰り返しながら自転車に乗れるチャンスを窺う、ということになるでしょうか。
妙に焦りを感じたときは、ここに立ち返っていただければいいのかなと思います。
では。
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