スタディサプリで英語のリスニング力が劇的に効果が上がった話

リスニング
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英語の苦手意識を払拭する一番良い方法は、リスニングの壁を乗り越えていくことです。

リスニングの壁を乗り越えるためには、

1.たくさん時間をかけて英語を聴く
2.意味の分かる英文を何度もしっかり聞く

の2つの方法が必要ですね。

1.の「時間をかける」は1日あたりのリスニング時間を多く取るということです。

1日10分では心もとない。やはり1日1時間とか3時間とか、自分のできる範囲の目一杯を取って、英語を耳にする時間を増やすこと。

これは多くの上級者の方が言っているし、私自身の経験からもそうです。

時間をかけるということに関しては、ショートカットする方法がありません。

1000時間掛けなければならないところを、3時間で済ませる方法は無いのです。これは2年以上学習してきて心から思うところです。

2.の「意味の分かるものを聞く」は、徐々にレベルアップするために必要なことです。

如何に長時間聴き続けたとしても、発音知らない、単語知らない、文構造も分からない、構文も知らないでは、聞いても理解できないですね。

だから少しずつ、知っている単語、熟語、文法、構文を増やしつつ、日本語で意味の取れる英文を何度も何度も繰り返し聴いて、身体に馴染ませんるしかありません。

これら2つのことは一足飛びには達成できないです。

いきなり「後方3回宙返り3回ひねり」をして下さいって言われても出来ないですよね。まずはバク転の練習から始めなければ。そして徐々にレベルアップする。そういうことです。

じゃあ、どんな教材でリスニングを向上させていくかですが、例えば長文が掲載されている単語帳付属のCDなどを聞き込むという方法はあります。

ただCDだと、パソコンに一旦音声を取り込んで、USBメモリやSDカードに入れたり、スマホに入れたりと少し手間がかかります。

また量が多いとはいっても、ある程度限界があります。レベルを上げていこうと思ったら、別の教材も探す必要があります。

その点、英語アプリを使うと、そういう懸念から解放されます。

充実したコンテンツの入っているアプリであれば良いわけです。そして先程挙げたリスニング力向上のための2つの要件をクリアできるアプリを探すこと。

この要件に合うのが「スタディサプリENGLISH日常英会話コース」です。

私は英語のやり直しを始めたばかりの頃から現在まで、このアプリをずっと使い続けています。

2017年初めから使い始めたので、もう2年以上になりますね。

このアプリ、毎月課金の割に、私のように長く使っている方がどうやら多いです。つまり客観的にみても、優秀で使える英語学習アプリだと思います。

私は、このアプリを使い続けたおかげでリスニング力がかなり強化されました。それも定期的にリスニングの伸びを実感しています。それは現在に至るまでです。

具体的にはおよそ3ヶ月ごとに聞こえる音、意味などがハッキリしていく感覚です。

これを私は3ヶ月理論と名付けていますが笑、そのことについてはこちらの記事をご参考まで。


その経験から私はこのアプリを、初級・初中級者の方に強くお勧めしたいと思います。初級・初中級者の方のリスニング力強化のために最適な学習アプリだからです。

そして、上記に挙げた2つの要件に当てはまる理由もこれから説明します。

スタディサプリENGLISHはリスニング能力を効果的に伸ばすためのアプリ

(※現在『スタディサプリENGLISH日常英会話コース』の単独申し込みは出来ません。他のコースを申し込むことで無料で付随し、使用することができます。リスニングアプリとして非常に優秀なコースなので記事をそのままにしています。詳しくはスタディサプリENGLISHのページをご覧ください。)

スタディサプリENGLISHは、リクルートが手掛ける英語・英会話アプリです。パソコン、スマホ、タブレットに対応しています。

ドラマ仕立てになっているストーリー形式で日常英会話を学ぶ仕組みですが、登場人物たちのドラマ(英会話)を通して、リスニングを鍛えたり、キャラクターになりきってスピーキングの練習をしたり出来るシステムです。

私はよく寝る前に使ってますが、本当にスキマ時間に勉強できますので重宝しています。

このアプリは英会話、スピーキングに役立つアプリと紹介されることが多いですね。

しかし私は、このアプリは圧倒的にリスニング能力を伸ばすためのアプリだと認識しています。

私はこの記事をリスニングカテゴリーに入れていますが、その通りリスニングに特化したアプリだと感じていますし、そのような使い方をしてきたということです。

初級者・初中級者にとって、英語を聴き取ることは大きな壁のひとつです。ここをクリアできると今までにない英語の世界が広がってきます。

そして、ここをクリアできるかできないかで、その後も継続的に英語を学んでいけるかどうかの分水嶺になります。

だからこそ、早めにリスニングできる力を伸ばしていきたい。

スタディサプリは、この英語を聴き取るための工夫が、実に上手くなされているのです。だからこそ、こんなにも強くお勧めしています。

それでは、少しばかり各機能の紹介をしながら、工夫されているポイントをお伝えしますね。

まずスタディサプリENGLISH日常英会話コースは、次の3つのレッスンで構成されています。

  1. デイリーレッスン
  2. オートリスニング
  3. リスニングPLUS


大事なのはデイリーレッスンリスニングPLUSです。

スタディサプリENGLISHの概要

デイリーレッスン

スタディサプリENGLISHのメインコンテンツになります。

デイリーレッスンは、さらに細かく5つのパートに分かれています。

  1. 内容理解クイズ
  2. ディクテーション
  3. 会話文チェック
  4. なりきりスピーキング
  5. クイックレスポンス

太字にした上3つがリスニング力強化に充てられています。残りがスピーキング力開発のためのものです。

今回は、この上3つのパートに特化して解説しましょう。

内容理解クイズ

登場人物たちによる1~2分程度の会話を、スクリプトを見ずにリスニングするパートです。

だいたいの内容が掴めたら、クイズに挑戦します。内容理解を問う3つの質問と、会話中に出てきた単語の意味を答える質問が8つ程度あります。

普通の会話と違って、登場人物たちのトークは結構、矢継ぎ早です。普通の会話なら、少し考えたり言いよどんだりしますが、さすがにアプリではそれはありません。

しかも英語の音の連結や、弱くなったり落ちたりする発音もかなり容赦なくあります。

とはいえ、会話の聞き取りは1回限りではありません。

ですから1回で聴き取れなくても大丈夫。10回でも20回でも意味が分かるまで、気の済むまで聴き直すことができます。

ちなみに聞き取りのポイントは画面中に示されていて、理解を助けてくれますので、そこも安心して取り組みやすいポイントです。

ディクテーション

内容理解クイズを終えたら、すぐさまディクテーションに取り掛かります。

ディクテーションは、さきほどの会話を一語一句正確に書き取る訓練です。

これによって会話の大筋は掴めていたとしても、細かく理解できていないところが分かります。

例えば文法がわかっていないために書き取れなかったり、音が拾えておらず(a や the、him,her,haveなど)さっぱり分からないところが出てきます。

1問につき1つの会話文が再現されますが、聞き取れなければ何度でも聴き直すことができます。

ただしあまり時間がかかりすぎたり、繰り返し聴きすぎると減点の対象になります。

実際には全文を書き取るわけではなく、また書き取る文字を限定してくれるサポート機能がついているので、ディクテーションに自信がないという方でも取り組みやすくなっています。

このアプリを使って効果を実感できたという利用者のうち、約80%の人がディクテーションによって英語力が向上したと答えています。

分かります。私も全く同じ思いです。

会話文チェック

内容理解クイズ、ディクテーションをこなした方は、お疲れ様でした。ここで答え合わせができます。

ここではあらためて頭からリスニングしたり、聞き取りづらかった一文のみ繰り返し聴くこともできます。

また講師による文法や会話表現のポイント解説を読んだり、動画で確認することができます。

私はここで、リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングを繰り返していました。

以上の流れが、1つのルーティンになると思います。

ここまでで分かると思いますが、この前半パートはリスニング力を上げるための方法論が詰まっていますよね。

リスニングPLUS

リスニングPLUSは、このアプリにおいてサブコンテンツの扱いとなりますが、これもリスニング力を伸ばすのために非常に有益です。

リスニング力の何が弱いかは、意外と自分では客観的に分かりにくいものです。

このアプリは、デイリーレッスンをある程度積み重ねていくと、リスニング力の弱い部分を何とアプリが自動で判定してくれるのです。

弱い部分はどんなところか。例えば、

語彙力か、文章理解力か、英語の音に対するものか(具体的に、つながる・落ちる・変わる・短くなる・弱くなる・やわらかくなる音のうちどれか)

これをアプリがSSS~Cといった評価をしてくれるのです。

判定はしっかりシビアです。自分が弱いなと思うところはきちんとリアルに評価してきます。また「思いのほかここが弱かったんだ!」という発見もあります。

またレッスンを積み重ねるごとに、判定も変化していきます。自分の現在のリアルな弱みやどれだけ成長したかが分かるわけです。

これ、本当にとてもありがたい機能です。

↓はレベル6がだいぶ聞き取れてきたときの評価です。


これがさらに良いのは、単に判定してくれるだけでなく、弱い部分を重点的にトレーニングすることが可能なところです。

例えば、英語のつながる音が苦手だ!と思った時に、そこに重点を置いた文章を聴き、ディクテーションを行うというトレーニングができます。

ディクテーションを重点的に何度もすることで、弱い部分を克服していく仕組みですね。

デイリーレッスンとリスニングPLUSを組み合わせた学習は、まさに「痒いところに手が届く」感覚なのです。

リスニング強化にスタディサプリENGLISHが良い理由

ここまででもお分かりかもしれませんが、具体的にリスニングにとても役立つポイントをまとめます。

  • デイリーレッスンである程度の長さのリスニングに慣れる
  • ディクテーションで細かな文法理解ができる
  • ディクテーションで聞いた文章を一時的に保持する力を伸ばす
  • リスニングPLUSで弱い部分を重点的に強化できる
  • 語彙力もつく

デイリーレッスンとリスニングPLUSの循環で、リスニング能力を伸ばしていくことは本当に可能です。

私も当初、レベル2のスピードにも全くついていけませんでしたが、今ではレベル7を学習できるようになりましたから。

さて私が思う、スタディサプリENGLISHがリスニング強化に役立つ最も重要な点を挙げたいと思います。

未知の豊富なレッスン数があなたのレベルを上げる

このアプリは、学習者のレベルに応じてレベル1からレベル7まで設定されています。

そして各レベルごとに、何と240ものレッスン数があります。

240レッスンですよ!?

毎日1レッスンずつ消化しても、全部のレベルを終えるまで4年以上かかります。

「レッスンの数が多いだけなんて意味ないだろう?」と思うかもしれません。

そういうことじゃないんです。未知のスクリプトが240もあることがすごいんです。

会話文チェックを先にしない限り、毎回毎回、新しい会話文のリスニングができるのです。

わかりますか?

聞き流しの教材やテレビ・ラジオだとスクリプトがないですよね?後で英文を確認できないものは内容理解にならず、英語力が伸びません。リスニング力を伸ばしたいなら、音声に対応する英文があることは必須です。

でもこれとは逆に、例えば音声ファイル付きの書籍だと、文章を先に読んでしまう可能性があるわけです。

まっさらな状態で会話文を聴き、何度も理解しようと繰り返し聴き込む努力をした先に、スクリプトを確認することができる。この循環によって本当の意味で自分が理解できていないところがわかるのです。

アプリならではの出来ることだなと感じますね。

考えてみてください。あなたの手のひらに、まだ聴いていないレッスンが240も、全てのレベルを合わせれば1680もの英会話文が収められているのです。リスニングPLUSも合わせれば、膨大な数です。

これが、このアプリの性能を特徴付けていることだと私は思います。

レベル診断や音声速度の変更など、きめ細かい機能

そうは言っても、初めての方は自分が出来るかどうか不安だと思いますので、補足的なことを少し。

まずどのレベルからスタートしていいか、さっぱり判らないと思います。

その点、最初にアプリのレベル診断を受けることによって、適切なレベルから始めることが可能です。

レベル診断は、短い英会話を聴いて質問に答えるようになっています。最初はレベル1相当から、だんだん速く長い会話になっていきます。

私は受けた当初、全くといっていいほど聞き取れませんでした。2017年初めですから、ブログを読んでくれている方は分かるとおり、英語をやり直し始めたばかりでしたから、当たり前ですね。

本当に笑いが出るほど聞き取れませんでしたよ。

一応レベル2と診断されましたけど、「うそでしょ?もっと低いでしょ?」って感じでしたからね。

そんな私でも今レベル7ですから、安心してください笑


で、診断されたレベルでレッスンを受け始めても、たぶん慣れるまでは何言ってるのか聞き取れない事がほとんどだろうと思います。

聞き取れない!ってなると、もうやめたくなると思いますが、そこも安心してください。音声のスピードを調節する機能がついています。

私、レベル2の「遅い」で、やっと聞き取れるかどうかというくらい苦労してましたから。

あの頃に比べたら成長したなあ…

こんな人にはまだ早い&気をつけたほうが良いこと

全くの初心者は先にやるべきことがある

私は2017年初めにこのアプリをインストールしましたが、正直言って毎日は出来てなかったです。またしばらくブランクを空けました。

何故かというと、あまりにも初心者すぎたからです。

初心者にとっては、内容理解とかディクテーションとか、そんな以前の問題です。その前に、もっとやるべきことがあります。

例えば、最低でも中学英語の文法くらいは先に学んでおくこと。また耳を慣らすために、付属CDなどで英語を聴くことなどです。

アプリ的には初心者でもOKと謳うでしょうが、それはムリです。それは現役中学生が授業で英語を学びつつ、このアプリを利用するというような前提があります。そういう意味での初心者OKです。あなたがするべきことではありません。

ですからせめて、中学英文法。

それに関しては、こちらの記事に書いてあります。

これひとつで全て賄えると思わないこと

このアプリは優秀ではありますが、これがあれば他の教材はなくても構わないかというと、それはありません。

特に文法は多くの方が指摘するように、これで学べると思わないほうが良いです。解説はありますが、体系的に学べるものではないし、文法書を用いたほうが効率がいいです。

英語の学習をするのに、まさかひとつの教材で全て賄えると思っている人はいないと思いますが、念のため。

ただコア教材のひとつには間違いなくなります。そういう使い方をしてみてください。

私の現在の使用方法

ここでは2年以上使ってきた私の、リスニング力を上げるために実践していることで、とても力がつく方法を簡潔にお伝えします。

ひと言でいうと、シャドーイングをみっちりやる、ということです。

内容理解クイズ、ディクテーションを済ませたら、会話文チェックに入るわけですが、人によってはここを軽く流してしまうかもしれません。もしそうだとすると、もったいないです。

ここでは何度も会話文をリピートできるのですから、これを利用しない手はありません。

まず、日本語訳を確認したうえで、英文の理解をしっかりします。理解したうえで、英文を覚えるくらいまでしっかり読み込みます。音読してもいいし、何度もリスニングしてもいいです。実際、覚えてしまって構いません。

そしてシャドーイングに取り組みます。a や the といった冠詞も聞き漏らすことなく、ほぼ完璧に出来た、と思えるくらいまで何度も行います。

もちろん完全に完璧である必要は無いですが、近いくらい出来たと自分で思えるまで繰り返しやりきりましょう。

これを何日も続けると、不思議なことに、ある日突然、明瞭にハッキリと音が聞こえてくる瞬間を迎えます。

初めの頃は、シャドーイングをすること自体が難しいと思います。でもある程度音に慣れてきたら、ぜひ実践してみて欲しいです。

これをやると、30分や1時間はあっという間に経ちますが、その価値はありますよ。

継続することでリスニングの壁を突破する

最初に述べたとおり、使い方は人により様々に利用できますが、リスニング対策には抜群に効きます。

ヘタにNETFLIXやHuluを利用して洋画や海外ドラマで勉強するよりも、初級・初中級者にとっては学習効率が良いと思います。

そして、ドラマ仕立てで続きもののストーリーになっていることで、飽きさせずに先を知りたくなるようになっていますから、継続性も高い。

継続が出来てきたら、約3カ月おきに自分のリスニングレベルが上がっていることを実感できると思います。

そうしたら自分の好みに合わせて、リスニングしたいコンテンツを探す選択肢が広がってきますね。(海外のラジオや海外ドラマ、動画コンテンツなど)

その意味でも、初期から取り組みたい教材であることは間違いないです。

コメント

アラフィフです。2人の男の子の父親。
英語は全くのダメで、中学英語も覚束ないところから一念発起して再勉強中。目標はたくさんの英語で発信された情報を読み・聞きすること。再び英語をやり直したい方に、手掛かりとなりそうな勉強法などを発信中。

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