英語の初期学習で必要なことは、優先順位をつけることだ

下準備編
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英語のやり直しを始める時に、どういう風に取り組んでいくかは重要で、特に考え方というか心構えとして持っておきたい事柄については過去にいくつか記事にしてきました。

今回は、やり直し初期にあたってより重要な事柄について書きたいと思います。

やり直しは、初期にどれだけ量をこなしたかでペースが決まる

これから英語をやり直すぞ!と意気込んで始めたものの、全然知識が積みあがらない、上手くなった気がしないというパターンに陥っている方は、結構いらっしゃるかもしれません。

もしくはやり直し始めたけれど、今回もまた挫折…という方。

いくつか原因はあろうかと思います。ひとつは自分に合った教材を選べていないというパターン。とにかく最初のハードルは低めから入るというのは、物事を続けていくにあたっての必須要素のひとつですね。

もうひとつ、これまで書いていなかったことで重要な要素だと思うことがあります。

それは、初期に集中して取り組むこと

私は英語の学習をやり直そうと決めたとき、2つの決め事を作りました。それは、

・英語学習を優先順位の一番にする
・3~6か月は集中して取り組む

です。

これによって私は英語に対する苦手意識を払拭するとともに、学習を習慣化することができました。

英語学習を優先順位の最上位におく

これまで行ったことのない事に取り組もうとするとき、他にやりたいこと・やるべきことがあったとしても、それらよりも優先して取り組むことは、何かをものにするにあたって良い方法であると私は思います。

特に、それまでの自分に馴染みのないことをやろうとするときは、このような方法を取らないと難しいことがよくあります。何かのついででやろうとすると、どうしても上手くいかない。

私は器用ではないので、複数のことを同時にこなすことも、頭の片隅に別のことを気に掛けながらこなすことも出来るタイプではありません。

そこで、当時の私は他のやりたいこと・やるべきことに優先して、英語学習に取り組むことにしました。

以前の記事にも書きましたが、英語学習を優先することによって失う何か、犠牲にする時間は必ず生まれます。そのことに対する恐れは始める前からありましたが、とにかく英語が出来るようになりたいなら英語学習を優先すべきだろうという考えで心に決めました。

結果として、毎日の学習習慣が身に付きました。もう「英語のやり直しにまた挫折しちゃって~」という気持ちがわかりません 笑

学習初期に大量の熱量を注ぎ込む

また優先順位とともに、学習の初期にとても重要なことは「最初の3~6ヶ月に時間と情熱を集中して注ぎ込む」ということです。

学習初期の段階で、短期に集中的に自分のリソースを投下することは、知識ベースなどを一定レベルに引き上げるのにとても効果的です。

英語学習歴が長いのになかなか知識が身につかなくて、という場合は、この短期集中リソース投下ができてないからかもしれません。特に英語やり直しの初期にこれをしておくと、後がとても楽になります。これについては感覚的に、またこれまでの体験的に分かっていたことなので、注意して取り組みました。

私は最初の中学英文法を終えるのに5か月ほどかかりましたので「3~6ヶ月」と書きましたが、6ヶ月も集中が持たないですよね 笑

なので実際のところは3ヶ月も集中して取り組めば十分なのかなと思います。

ちなみに、中学英文法をやり切るのに5ヶ月かかったわけですが、優先順位をつけて熱意を持って取り組んでそれくらいの期間かかったということです。それだけ中学英語の知識もなかったわけです。けれどもそのおかげで、吸収は早かったんじゃないかと思います。

人間は習慣化の生き物。だから習慣から脱するのは難しい

優先順位を上位に持ってきて短期集中で取り組めば、英語学習が習慣化してくるので、その後は楽になりますし、ペースが掴める様になります。

ここで思うのは、人間はつくづく習慣化の生き物だなあということです。

日々の行動を思い出してほしいのですが、毎日毎日生きていて、昨日や一昨日と違う新しい何かって、してますか?たぶん、ほとんどしてないと思うんですよね。

例えば「運動しなきゃな~」と思っていて、外にウォーキングやジョギングに飛び出したか?運動は常にしているとして、じゃあ違う運動はできる?(例えば嫌いな水泳や、嫌いなチームスポーツや 笑)

他にも料理はほとんど出来ないけど今日は挑戦してみようとか、日ごろ書物は読まないけど今日は難しい本を読んでみようとか。

たぶんしてないですよね。思い返してみれば、一日の99%くらいは習慣化したことしかしていないと思います。

これは主に人間の脳に起因するわけですが、脳はできるだけ負荷のかかることはしたくないんですよね。放っておくと習慣化したことしかしないように仕向けてる、僕らの脳が 笑

そんなことないよ!と思ってみても、振り返れば慣れたことしかしていないことに気付きます。

だから自分にとって新しい何かを習慣化したければ、相当意識して取り組むしかないんですよ。それが習慣となってしまえば、脳はまた楽ちんだと感知してくれるので。

英語学習が習慣化してくれば、それが普通になってくる。でも普通になるということは、マンネリになるということでもありますから、また新しい何かを注入する必要性も出てくる。

なんにせよ、ズルズル・だらだらと学習を続けていて伸びがない、と感じたときは、こんなふうに優先順位と短期集中で取り組んでみてはいかがでしょうか?

では。

コメント

アラフィフです。2人の男の子の父親。
英語は全くのダメで、中学英語も覚束ないところから一念発起して再勉強中。目標はたくさんの英語で発信された情報を読み・聞きすること。再び英語をやり直したい方に、手掛かりとなりそうな勉強法などを発信中。

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