この記事では、これから英語をやり直すぞ!と思ったあなたが、まず何から手をつければよいかについて、書きたいと思います。
この、何から手をつけるかっていうのは、これから学び直そうとする方にとって、かなり悩ましい、最初の壁ですよね。
発音?文法?英会話?単語?読解?リスニング??
英語をやるといったって、様々な側面・アプローチがあり、これがまた混乱を引き起こさせるわけです。
私もまた、例外なく混乱してきました。
そして、これもまた例外なく、
「混乱した脳は、NOと言う。」
を見事に体現してきたわけです。
つまり、思考停止して、「や~めたっ」です。
学び直しは、実は初めてではない
私が本格的に英語の学び直しを始めたのが2017年初頭。それからはほぼ毎日のように学習を進めていますが、実は学び直そうと思ったのは初めてではありません。
社会人になってから2回ほど、「もう一回やろうかな~」と思った時期があります。
10年に一回くらい?の周期で、なんとなくやり直そうかな~気分が巡ってくるのです 爆
何となくですけどね。皆さんもありますよね?笑
その時は本屋さんに行って、とりあえず書籍を買いました。どれも文法に関する本だったのですが、ご多分に漏れず、すぐに挫折しました。
何ページ読んだかな?もしかすると2・3ページかもしれない。
で、今回のやり直しも、最初はやっぱり文法の本を買いました。
やっぱり文法の本、なのですが、なぜだか今では学習がずっと続いています。
… この違いって何でしょうね??
当時と現在とでは、考え方として物事に取り組む姿勢が変わったというのはあります。大きな要素として。
しかし、決してそれだけではない大事な要素があると思っています。
プライドが邪魔をする
挫折した当時買った本は、実は今でも持っています。
どんな本か知りたいですか??
え?知らなくていい?知りたくもない??
まあ、そう言わずに。せっかくなので、恥を忍んで晒しましょう 笑
まず一回目のやり直そう気分の時。
おお 笑
なかなか渋いチョイスだと思いませんか?
次、二回目のやり直そう気分の時。
おお! 笑笑
ちょっとカジュアルな装いになりましたね 笑
そして、これが本格的にやり直し始めたとき。
おおお!ド定番! 笑
パッと見たら、どれも一緒に見えますよね。特に上級者から見たら。
でも、私にとっては大きな違いがありました。それは何でしょう?
そうそれは、
「私にとって、そのとき適切な教材かどうか」です。
前にも述べましたが、学び直し前の私の英語力は、TOEICでいえば300点あるかどうかでした。その私にとって、前の2つの書籍は正直レベルが高すぎたのです。
そりゃそうでしょう。「三単現のS」の意味すら分からないわけですから、もっと易しく直感的に理解できるものでなければ、脳が拒否してしまうのです。
でも以前はそれが分からなかったんですね。もしかすると、かなり昔ですので、そういう易しめの本が少なかったのか、見つけられなかっただけなのかもしれません。
ただそれ以上に自分自身に問題がありました。何が問題かというと、「プライド」です。つまり、
「俺は高校・大学まで英語学んだんだから、これくらい読める」
という、分けのわからないプライドです。
嘘やん、て話じゃないですか。ここまで読んでいただいている方ならお分かりの通り、それアカンよ君、それでは何にも上手くいかへんで、ですよ。舐めてるにも程がある。
そうなんです。やり直しを図るにあたって、そして続けていくにあたって大事なのは、その時の自分にとって適切な、できるだけ易しいものを選ぶという勇気だと思います。
これは本当に、本当に大切なことだと思います。
なまじ、英語ってみんな学んできていますから、変なプライドが邪魔をするんですよ。俺はここまでは出来るはずだってね。
でも、そう思ってる一段か二段レベルを下げたのものからスタートすると、ものすごい吸収につながると思うんです。
学生時代、学んできたことは間違いないのですが、それは一度忘れ去られているのです。でも再度、適切な教材でやり直せば、必ず記憶がよみがえってきます。
だからこそ、プライドを捨ててやり直しましょう。中学英語の本当に簡単な記述のものから。もしそれでも難しければ、もっと簡単だと思えるものを探しましょう。
ちなみに簡単というのは、本人にとって易しいということです。
例えばさっきの「中学英語をもう一度~」の中を見ると、こんな感じなのです。
この本は見開きで左がレッスン解説、右がその練習問題なのですが、解説の文章やその量、またイメージイラストなどは私には、内容がすっと身体にしみ込んでくるものでした。だからこれは、私にとって、とても適切な教材だったのだろうと思います。
もし読むのが苦手であれば、音声や動画のものを探しましょう。ABC…から理解したいなら、YouTube上にある動画を検索してみたり…とかです。
適切であるというのは、本当にその人によるということですね。
今回は、どんな教材を手にしたらいいのか、文法から?単語から?という前に、まずは自分にとって簡単だと思えるものから手をつけるということを意識しましょう、という話でした。
これは、今後学んでいく途中でも意識しておきたい事です。何故かというと、やはりちょっと背伸びして難しめのものに手を出したくなるからです。
少しずつレベルを上げる必要はあるのですが、そのときに背伸びすると、挫折しやかったり、遠回りだったり、悪影響すら与えかねないですからね。
今も私は、このことに気をつけながら学習しています。
では。
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