以前記事にしたと思いますが、私の妻も英語学習を始めました。恐らく私が英語を学んでいることに触発されて始めたのだろうと思います。もう優に半年は過ぎていますから、随分続いていますね。
女性は特に共感されることと思いますが、子育てをしながら何かを勉強したりするのは本当に大変です。時間的制約のある中で、毎日できるものでもなく、育ち盛りの男の子2人に囲まれて体力も削られる中で、英語の勉強なんてそうそう手につかないでしょう。
そんな中でも、「私に教材を見繕いなさい」と言って勉強を始めたので、内心とても感動と感謝で溢れ返ってしまいました。
さてそんな妻ですが、英語に関しては初心者~初級者レベルです。いや、昔はもっと出来ていたんだろうけど、やはり時間というものは忘却を加速させるのですね。たぶん。
そんなわけで、時間的制約のある中で出来るだけ勉強になるものをと、私が見繕った教材で学習していますので、おそらく、英語学習やり直し組で初心者の方にも、きっと教材選択の役に立つだろうと思いましたので、シェアしたいなと思います。
やはり初めは『中学英語をもう一度~』からだった
最初に渡した教材は、やはりというか何と言うかですが、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』でした。
当初、妻は戸惑っていました。「何これ、教科書やん」と。
確かに、これっぽっちもファッショナブルではありませんし、楽しませる刺激的要素もありません。
もちろん、中身は分かりやすくて面白くて良い教材なのですが、妻が期待しているものは、もっと”easy”なものだったのですね。つまり「楽に手っ取り早く簡単に手に入れられるもの」
そんなものは「オモロー話」的なものでしかないし、人生の暇つぶしにしかならないのですね、残念ながら。お前は暇つぶしがしたいのか、勉強がしたいのかと。
「騙されたと思って読んでみ?」という私の言葉に渋々従って、妻は読み始めました。
この本は中学3年間の英文法を集約した本ですから、わりと分量が多いんですね。英語のやり直し始めとしては結構負担になります。でもここは避けて通れないところです。
時間のない中で、しかし彼女はやり遂げました。何か月もかかりましたが、読み終えることができました。時折、学習したことで印象に残ったことを私に話したりもしてくれました。
そんなこんなで、じゃあ次のステップは?選ぶべき教材は何が良い?
そこで私は3つほど選択肢を示しました。
教材選びは人により違う
各々の教材で方向性が違いますから、どれが良い?とお伺いを立てながら、彼女の志向を探ってみました。
私の場合は過去記事で書いている通り、『中学英語をもう一度~』の後に『NOBU式~』に取り組んでいます。そして『英文読解入門』はそこからもう少し後でした。
さてさて妻がどんな選択をするのかと見守っていると…、パラパラと本をめくりながら彼女がチョイスしたものは、『英会話なるほどフレーズ100』でした。
ほほう、そこにくるかと。確かに彼女の志向からすると、英文を読むというよりも英会話だよねと、そこはとても気持ちが分かります。
ただ意外とこの本は、初級者が手を出すには難しいのです。書いてあることが難しいわけではなく、英語のインプット量が少ない人が取り組むには少し骨が折れる。
しかし、そこは妻の選択なので、しばらく様子を見ることにしました。
すると案の定、しばらくして「どうもピンときにくい」と訴えてきました。英会話フレーズだけに、会話をする相手がいない中では、どうやらイメージがし難いみたいです。
なるほどなあ、と同意しながら、「じゃあNOBU式にしてみれば?」ということで、今度はNOBU式を渡しました。私がその順番で学習したので、そのほうが学習し易かろう、というのが私の思いです。
現在の妻の学習教材は?
さて、そんな流れで学習を進める妻ですが、どうも割と早々に『NOBU式』を止め、『なるほどフレーズ』にまた戻ったようです。そして、それをしっかり続けているようですね。
ここから分かるのは、学習スタイルや勉強法によって、やはり教材との相性があるんだと思います。
特に妻の場合、音声を聞く勉強法ではないので、そうなるとより読みやすさなどを重視するのだと思います。
いずれリスニング学習の機会をなんらか用意できないかと思っていますが、まずは今のスタイルのまま読了することを待ちたいと思っています。
ただ、英会話メインで学習したい方は、この流れも全然アリなのかなあと考えます。つまりひと通り中学英文法を習った後は、より基本的な英会話のフレーズをしっかり覚えるほうが効率が良いかもしれません。
効率が良いというか、より自然流れということかな?変に瞬間英作とかやるより、よっぽど自然ですよね。
この辺の教材の違いについては、下記記事を参考にしてください。
そんな感じで、これから英語をやり直す方の参考になれば幸いです。
では。
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