苦手な英作文を克服するためにしている重要な2つのこと

ライティング
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私は英作文について、かなり苦手意識があります。

このサイトでも、ほとんど英文ライティングのことは書いていません。自分の中では、まずリーディングとリスニングができることが最優先。次いでスピーキングが出来てくると自然にライティングも出来るようになるだろう、という目論見があります。

逆に言うと、ライティングはそれくらいレベルの高いものなのだ、という無意識の前提があるのだと思います。

さてそんな私ですが、英語学習3年を経過して、ようやくその苦手意識が少しずつ払拭されてきだしたので、その途中経過から何か言えそうなことをピックアップしてみたいと思います。

英作文克服のため私が重要視していることは2つ

なるべく良質な英文のインプットを続ける

このサイトを以前から読んでくださっている方にとっては耳にタコかもしれませんが、私はとにかくインプットを重要視しています。英作文というアウトプットの前に、どれくらいの量の英文をインプットをするかによって、アウトプットの質が担保されると思っています。

ここで、なるべく良質な英文に触れることが良い結果をもたらすだろうと思っているわけですが、何をもって”良質な英文”と考えているか?ですよね。

私は単純に、英語学習の参考書というよりも、英語圏から発信されている生の英語による情報をそのまま受け取ることを重視しています。

つまり、以前からよく引用するような、NPRとか、ニューヨークタイムズとか、ワシントンポストのようなニュースサイトや、edXのような教育サイト等です。

要するに、実践しながら学べばいいじゃん、という立場ですね。

良質かどうか?という定義には賛否あるかもしれませんが、英語学習者向けでない生の英文に触れたほうが話は早い(つまり慣れが早い)と思っているので、学習参考書とともに並行してインプットし続けることは重要だと思っています。

これらの結果、次に示す2つめのポイントで学習するときに、楽に英文が出てくるようになった気がします。(あくまでも気がする程度のことです笑)

地道に英作文問題集に取り組む

私が現在、ちびちびと取り組んでいるのがこの参考書です。

『竹岡広信の英作文が面白いほどかける本』

受験生には『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』などで有名な著者ですよね。この『ドラゴン~』に比べて、『面白いほど~』は難関大受験生向けとされています。

私はこの本を2年近く前に購入していたと思いますが、何度も何度も挫折しました。1ページ進むのが苦痛なのです。難関大向けというのは伊達じゃない。「和文英訳なんか知るかバカヤロー涙」などと斜に構えたりして、その後ずっと放置しておりました。

しかし今になって使ってみると、以前ほど苦痛じゃない。スラスラと解けるなどとは相変わらずいかないものの、全く歯が立たないというほどでもない。

「いい感じで使えてんじゃね?」という感覚になりましたので、記事にしようと思ったくらいなのです。

結局これも、これまでの記事でお伝えしてきたように、この本を使えるレベルにまで自分が到達できていなかったということが大きいのです。あらためて、その人の現在のレベルに合うものとの出会いは重要だなと思います。

つまりインプットがそこそこ溜まってきたから、ようやく使える段階に入ったという事ですね。だからこそ、良質な英文をたくさん読んで、だくさん仕入れることが必要だというわけです。

あとは、この参考書の使い方が今ひとつ掴めていなかったことも大きいです。

『英作文が面白いほど書ける本』をうまく使うには

この本は受験参考書という括りになりますが、大人の英語やり直し学習にも十分、いや十二分に使えます。私は受験用参考書はなるべく避けるようにしていますが、この本の学習を進めていくなかで、受験英語的な不自然な英語はかなり少ないと感じました。

この根拠は、先のポイントで上げた生の英文のものと比較して、さほど違和感がないからです。もちろん校閲したネイティブのクセみたいなものは出ているかもしれません。が、それは取るに足らない問題です。

何様目線?な評価ですが 笑。でも安心して学習できます。

さて、アマゾンレビューなどをみると分かりますが、この本はやや体系的でない体裁になっています。

この和文を英訳せよ、という例題のもと、こう書いたらダメよという表現や、和文からいくつもの英語表現が取り留めなくわらわらと書いてあったりと、あまり纏まりがないのです。そこが学習を挫折させるひとつの大きな要因になっています。

ただこれは、学習者の英文インプットがまだ十分でないことに起因して苦労している可能性も大いにあります。ですからインプットが充分に溜まってくれば、読み進めることにはあまり抵抗を感じないはずです。

そして、一問目から真面目に解答しようなどと思わないこと。とりあえずは、分かろうが分かるまいが、1周読破してしまうことが大事だと思います。この本は何度も何度も回してこなすタイプのものですね。たぶん、5周くらいすると味が出てくるんじゃないかなあ。

結論として、英作文の参考書・問題集は、どれも重たいものじゃないかなと思います。そんななかでアウトプットを磨くには、まずは良質なインプットが必要。時間はかかるかもしれないですけどね。けれど受験生でもない限り、無理やり英作文問題集に取り組もうとしても頭に入らないんじゃないかな?たぶん挫折すると思います。

そして段階をみて取り組んで、読み進められそうなら一気に進めちゃう。そうすると苦手意識は克服できるのではないでしょうか。

今後の自分の成果次第で、また英作文についてレポートしたいと思います。

では。

コメント

アラフィフです。2人の男の子の父親。
英語は全くのダメで、中学英語も覚束ないところから一念発起して再勉強中。目標はたくさんの英語で発信された情報を読み・聞きすること。再び英語をやり直したい方に、手掛かりとなりそうな勉強法などを発信中。

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