英語のやり直し本に受験参考書は使うべき?

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大人の英語やり直しにとって、手に取るべき適切な英語の本ってあるんでしょうか?

結論から言うと私は、一般向けの英語学習本を手に取ったほうがよく、なるべくなら大学受験参考書は避けたほうがよいという立場です。

やり直し英語本は、なるべく一般向け書籍を使っている理由

どこからが一般向けで、どこからが受験参考書なのかは曖昧な部分もありますが、受験参考書コーナーにあるものや○○予備校的なところから出版されているものなどは受験用の括りにしていいのかなと思います。

私がなぜ受験用参考書を避けたほうがいいと思うかというと、これらはおしなべて日本語での説明が多すぎると思うからです。

もう少し詳しく言うと、英語を日本語のシステム・概念の中で説明をしようとするきらいがあるからです。

必然的に日本語で書かれた分量が多くなってきます。

私はいつも感じるのですが、受験参考書で勉強した後にリスニングやリーディングを行うと、英語が頭に入ってこないという現象が起こります。

不思議ですね。

たぶん、日本語での説明をたくさん読みすぎて、英語に触れる量が少なくなるからじゃないかと推測しています。

実は、こういうブログを書いた後なんかもそうです。日本語で文章をいろいろ考えているせいか、にわかに英語が入ってこないという事がままあります。

加えて、日本語で理解しようとする傾向が強くなるとも思います。そのために英語を処理するスピードが遅くなっている可能性もあります。

一般向け書籍は説明部分はどちらかというと少ないと感じます。それだけに英文に触れる機会が相対的に多くなります。

とはいえ、英語のやり直し初期では、日本語で理解を深めていくことも大事ですよね。最初から英語を英語で理解できるなら苦労しませんから。

ここのジレンマをどうするか、考えてみます。

英語のやり直し初期に選択したい受験参考書

まずひとつのジレンマ解消法は、やり直し学習初期に受験系参考書を使って、一気に知識を蓄積してしまうこと。

これは特に文法書と単語帳で用いやすいと思いますが、やり直し初めに短期間で大量に知識を詰め込んでしまう方法です。

期間はまあ3~6ヶ月というところでしょうか。

知識が完全に定着する必要はなく、とにかくまずはやり切ってしまう。そして、その後の定着には英文を大量に読んだり聞いたりすることで賄うことが出来るのではと考えます。

これは結構マッチョな方法ですね。挫折する人は多そうです 笑

もうひとつの方法は、なるべく一般向け書籍で英語に触れる機会を多くすることです。

知識がやや曖昧ではあること、時間が必要なことがデメリットとして挙げられますが、多くの人はどちらかといえば続けられそうな方法です。

どちらかというと私は後者のスタンスで学習してきましたが、どっちが言い悪いは無いと思います。とにかくいつまでも受験参考書に縛られないということに主眼を置いています。

もちろん、受験参考書が全面的に悪いと言っているわけではなく、使う側が使い所を踏まえて使えば、より大きな力になるだろうと思っています。

そういう意味で、私がここ2年間ほどで使ってきた受験生向け英語学習本をいくつか紹介しておきます。

まずは英文読解入門基本はここだ!

これには随分助けられました。

この、基本はここだ!は、私の英文読解力を飛躍的に上げるのに役立ちましたが、それについては別記事にしています。

もうひとつは英語の構文150 UPGRADED 99 Lessons

構文集になりますが、これはレイアウトが見易く、例文もシンプルでいいです!

どちらかというと、スピーキングやライティングの力を上げるのに使っています。じっくり何度も取り組みたい書籍です。

これ以外にも挙げようと思いましたが、お役立ち度の良さを考慮するとこの2冊だけになりました。

自分でも意外な結果です。やはり割りと受験参考書は避けてたんですね…。

挙げた2冊は、受験英語っぽさはあまり感じにくいので、見られたことがない方は、ぜひ手にとってみて下さい。

コメント

アラフィフです。2人の男の子の父親。
英語は全くのダメで、中学英語も覚束ないところから一念発起して再勉強中。目標はたくさんの英語で発信された情報を読み・聞きすること。再び英語をやり直したい方に、手掛かりとなりそうな勉強法などを発信中。

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