英語のリスニング対策で効果があったもの私的まとめ

リスニング
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私は英語のリスニングがとても苦手でした。そんな私でも、現在はそこそこ聞き取りが出来るようになってきました。やり直し英語学習初期に比べると、ずいぶん成長したものだなと思います。

例えばこの、2017年5月に行われたハーバード大学卒業式での、フェイスブックCEO、マーク・ザッカーバーグのスピーチ。

私はこれを、動画がアップされた翌日くらいに見たのですが、当時は全く何を言っているのか分かりませんでした。

意味が理解できないのはもちろんのこと、英語の「音」もほとんど聞き取れていない状態でした。

英語学習のやり直しを始めて半年くらいの時期ですから、まだ全く英語を聞き取る耳になってなかったということです。

現在では、完璧とはいえないものの、このスピーチの「英語の音」がかなり楽に聞き取れるようになってきました。

そこで今回は、私的にリスニング力向上に効果があったと思える方法を、真面目なものからネタ的なものまで、つらつらと列挙していきたいと思います。

また今後も、効果があった方法はその都度追記していきます。

それでは参りましょう。

英語のリスニング対策、聞く力向上に効果があった勉強法

なんちゃってシャドーイング

シャドーイングはリスニング力向上のために、かなり強力な方法ですね。検索すると、シャドーイングの効果についてたくさん出てきますけれど、実際効果があると感じます。

ただ実施する方法なんですが、完璧を目指すとロクな事がなくて、ほどよく適当にやるのがいいと思っています。

例えば、冠詞の”a”とか”the”は意識するけれども、実際に言えてなかろうが聞こえてなかろうが、とにかくそれっぽくシャドーイングしてみる。

音声から少し遅れて言うのがシャドーイングですが、もう音声を覚えちゃってて、音声の終わりと同時にこちらも終っても気にしない。(つまり、もはやシャドーイングじゃなくてオーバーラッピングだったとしても気にしない)

そんなこんな全部ひっくるめて「なんちゃって」でやっちゃう。でも、それでも効果は充分です。

シャドーイングで大事なことは、完璧にやることより毎日やることです

そしてその際、

1.英文は、すでに内容がわかっているものを使う
2.その英文は覚えてしまっていてもOK
3.気が済むまで何度も繰り返し行う

これを継続し続けていると、不思議なことに1週間~10日くらいで「あれ?何か聞き取れる?」という現象が起こります。そして、それはまやかしではなく実際に一段レベルが上がっていることがわかります。

実はこの方法、とりわけ上記の1と2については、こちらの方のシャドーイング方法をかなり参考にしました。

ただし、「なんちゃって」でやらずに「100%完コピ」でやれコノヤロウ、と仰っていまして、ハイその通りですごめんなさい、と謝るしかありません。

もちろん、シャドーイング中は完璧目指してやってますが、結果としてそこまでこだわらずともそれなりの効果は出ますよ、ということです。

ただ自分のレベルの上がり具合によって、目指す完璧さも変えていくと良いと思いますが。

さてシャドーイングの素材ですが、そうなるとオススメできるのが、スタディサプリENGLISHです。

このアプリの「デイリーレッスン」で、リスニング → ディクテーション → 会話文チェックという流れで学習しますが、この会話文チェックのところでシャドーイングを行いましょう。

会話文チェックでそのレッスンの会話文をしっかり確認し、英文も覚えてしまうくらいに確認したうえで、音声を何度もリピートしてシャドーイングするのです。

会話文はせいぜい1分くらいですので、負担は少ないです。

トータルのシャドーイング時間の目安は30分くらい。このへんも適当、いや適度にどうぞ。ただ長時間取れるなら、そちらがいいですね。

スタディサプリだと、毎回新しいレッスンを受けられますので、自分のリスニング力の成長を実感できますし、すでに受けたレッスンでシャドーイングしまくれるわけですから、面倒さがなく大変にパフォーマンスのいいアプリです。

スタディサプリENGLISH日常英会話コースの詳細

一回で聞き取るリスニングする

上記のアプリなどで学習すると、大筋の内容が聞き取れたと思うまで繰り返し聴くことが多いです。

これでちょっとリスニング力上がったよね~と思って、試しにTOEICの公式リスニング問題集をしてみたところ、正解率は半分程度でした。心折れますわホント…。

そこで、一回で聞き取る訓練をするようにしました。具体的には集中してリスニングするだけですが。

すると不思議なことに、リスニング力が上がったと感じました。実際には一回で聞き取らなければならないという場を与えることで、脳に刺激が与えられて成長が促された感じです。

このような、挫折と刺激をときどき与えると、成長にとても効果的ですね。

同じ学習方法でマンネリ感や慣れを感じてしまったら、一回ぶっ壊してみるのも良いと思います。

イヤホンを外すかボリュームを下げる

私の学習環境的には、イヤホンが必需品ですが、そのおかげで耳が過保護になっていることに気付きました。

なので、たまにはイヤホンを外して音の悪いスピーカーで聞いたり、イヤホンを利用するにしてもボリュームを下げて聞いたりします。

これも、それなりに効果があると感じます。

文法や構文の力を付ける

これも当たり前っちゃ当たり前なんですが、初級~初中級は文法力も構文の知識もまだまだ身についていませんから、リスニングの足を引っ張ります。

例えば先のスタディサプリでも、会話文で「…what I was thinking…」のようなwhatの用法など出てきますが、あまりそのような用法に慣れていないうえに、聞き慣れてもいないため、当初は何を言っているかわからず、何度も聞き直していました。

こういう文法、構文、語法、慣用表現などは座学、読みで鍛えるしかありませんね。

リーディングを鍛える

これは鍛えるというよりも、たくさん読むというほうがしっくりくるかもしれません。

英文をたくさん読むことによって、不思議なことにリスニングも聞き易くなります。

海外の新聞記事、洋書、グレーデッド・リーダーズなど気になるものはいろいろ手を付けてます。

多読多読というわけじゃないですが、それでも量とスピードは少し意識しているかもしれません。ある程度リズム感を大事にしているという感じでしょうか。

一日のリスニング時間を出来るだけ長く

最終的にはすべてここに行き着くのですが、聞く時間をたくさん取る事がリスニング力向上に最大の効果をもたらすなと思います。

1日10分よりは1時間。1時間よりは3時間、と多く時間を取れるほうが、効き目が早い。

上記にあるような、シャドーイングなどの色んなテクニックは使いつつも、絶対量を確保することを忘れないこと。

私は当初、このことがわかっていなかったので、なかなかリスニング力がつかなかったのだと思っています。

まずはリスニング1000時間を目指して頑張ろう、という感じです。

ただしこれも、英文も意味もちゃんと分かっているものを聞くというのが前提になります。意味の分からない音声を聞き流しは効果がないとは言いませんが、薄いのは間違いないですね。

ところでやってみると分かりますが、意味の分かる英文を1時間聞くとか、なかなかハードです…。

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コメント

アラフィフです。2人の男の子の父親。
英語は全くのダメで、中学英語も覚束ないところから一念発起して再勉強中。目標はたくさんの英語で発信された情報を読み・聞きすること。再び英語をやり直したい方に、手掛かりとなりそうな勉強法などを発信中。

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