英語学習にモチベーションって必要?

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2021年も暮れようとしています。年末年始を迎え、新たな気持ちで英語学習に取り組もうとお考えになっている方も多いんだろうなと想像します。

でも今はやる気になっているんだけど、毎度毎度なかなか続かないんだよね~って方も多いんじゃないでしょうか?

なので、どうやれば英語学習のモチベーションが上がるのか?あるいは、モチベーションを保ち続けられるか?という疑問・悩みもあると思います。

今回は私なりに、モチベーションについて考えてみました。

そもそもモチベーションは必要か

”英語学習のモチベーション”

これに対する私の答えはもう決まっていて、それは、

「モチベーションが必要になるくらいなら、やらない」

です。

いや、待って、閉じないで 汗

これには理由が、それなりの理由があるのです。きっとそれは皆さんの役に立つはず。いや、たぶん。きっと…

まあ私の主張も聞いてください。

皆、何かを始めようとするとき、とりわけ何か新しいことを始めようとするとき、

「さあ、始めるぞ!」

と、気合を入れて始めようとしますよね。

何故ですか?

そうしないと始められないからですよね?

(当たり前じゃん、そんなの…)

でもそうやって始めたものって、長続きします?

しませんよね?

今までもそうでしたよね?

そりゃそうですよ。無理やりモチベーションアップさせてしようとしていることなんて、続くわけないじゃないですか。無理してるんだから。

正直なところ、今年の私はあまり英語学習できませんでした。何故かというと、本業がかなり忙しくなった為そちらを優先したからです。それはブログの更新頻度をみれば分かると思います。

だからといって学習をやめたわけでなく、モチベーションが下がったわけでもありません。

やるときは普通に学習しています。歯を磨いたり顔を洗うのと同じような感覚で、自然な成り行きのなかで学習しています。そこに不自然な「やる気スイッチ」のようなものに頼ることがないという感じです。

要するにもはや習慣化してしまったので、不必要にやる気を出さなくてよくなったわけです。他にやるべきこと優先すべきことがあればそちらをするし、その結果、その日は学習できなかったとしても落ち込むことがないんです。

出来ても出来なくても、気持ちとしてはとてもフラット。そんな感じです。

習慣化については、過去いくつか記事にしてきたと思います。習慣化するまではちょっと頑張る必要はありますが、それさえできてしまえばどうということはない。もはやモチベーションは必要なくなるのです。

「いや、それはわかったけど、その最初のモチベーションが大変なんだよ。」

分かりますよ。そこんとこ、ちょっと説明させてください。

自然に湧き上がる”本物の”気持ちが出るまで待つ

私も過去に2度ほど英語学習の挫折があったので分かるんですが、

「今年こそ、今度こそ英語やろう」

みたいなモチベーションでやってるうちは、不思議と続かないんですよ。

だってきっと、本当はソレ、やりたくないから。

やりたくないことをやろうとしてるから、モチベーションが必要になるんです。やりたくないことをやったって続くわけないですよね。

本当にそれをやりたくなったら、何を優先してもそっちをやりますよ。

その自然と湧き上がる本当の意味でのやる気が漲るまでは、無理にやろうとする必要がないと思うのです。それが湧き上がるまでは、ずっとペンディングでいい。ずっと先延ばしでいいのです。

え?そんな!そんなに待ってられないよ。

いやいや私なんて何年待ったと思ってるんですか⁉

約30年ですよ??笑笑

でもいまから4~5年前、その時は来たのです。なぜか自然と英語学習を始められたのです。その際は「もうここで始めなければ後がない」という焦るような気持ちは確かにありました。しかしやりたくないのに無理に始めたというよりは、自然と入っていけたのです。漲る感じが溢れていたのです。恐らくそれが、私にとってのタイミングだったのです。

ですから、続かなかったらどうしようなどとは思うこともなかったし、殊更モチベーションが必要になることもありませんでした。

もしモチベーションが必要ない、自然と入っていける、そういう状態になっていないのであれば、もしかすると何かを始めるべきタイミングではないのかもしれません。

ならば、そのタイミングが醸成されるまでは、ずっと待ってみませんか?

英語が嫌いじゃなけりゃ、どんなに遅くとも、そのタイミングは来るはずです。

そしてそれがいつであっても、遅すぎるなんてことはないはずです。

結果を気にすることなかれ

「でも自分のキャリアとして英語は必要だし、英語なんて手段なんだから”自然と湧き上がる気持ち”なんて待ってられるかっ」

そういう人にはモチベーションは必要ですよね。つまりモチベーションの正体とはそういうことです。

会社の昇進試験でTOEICの点数が必要とか、会議や取引で英語が必要とか、あるいは若い人が英語を武器に何か一旗あげてやろうとか、そんな時には好きとか嫌いとか四の五の言ってられない。

けれどそういう人には、この記事はお役に立てんのです。もっと相応しいサイトや英会話学校などがあると思います。

ここではもっと、「英語に取り組まないと一生を終えられない」というタイプの人にとっての事を書いています。

だからこそ思うのは、あまり学習した成果とか結果とかにこだわらないのが良いなってことです。

結局のところ、結果や成果にこだわって、良い結果が出なかったら落ち込んだり嫌になったりするようなら、本当のところは英語なんてしたくないってことじゃないでしょうか。結果さえ出れば、英語でなくても何でもいいってことですよ。

それこそ発想がライフハックになってる。

効率化とか攻略ばかり考えて、人と違うこと・他人より上を目指そうとした結果、高性能な量産型人間になっちゃってたりすると、う~ん、つまんないし笑えない。

英語なんてコミュニケーションの手段なんだから、さっさと攻略しなさいよ的な言説もありますが、いやその通りといえばその通りなんだけど、それしか見えていないとしたら、それはやっぱりつまらないですよ。

学習にせよ何にせよ、やってる最中こそが楽しいよね~と思えたら、それがやっぱり幸せなことだと思います。

そして、もしそう思えないんだったら、それは何かが間違っている証しかもしれません。

それはタイミングが今じゃないとか、結果ばかり求めているからとか、そういうところから来ていないか、あらためて確認することが必要なのかなと思います。

始めるべきタイミングが訪れるまでは、ゆっくりじっくり待ってみる。

それさえできれば、もっと人生豊かになるよね、と思うこの頃です。

今回はこんなところで。

では。

コメント

アラフィフです。2人の男の子の父親。
英語は全くのダメで、中学英語も覚束ないところから一念発起して再勉強中。目標はたくさんの英語で発信された情報を読み・聞きすること。再び英語をやり直したい方に、手掛かりとなりそうな勉強法などを発信中。

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