英語で独り言がうまくできない理由を考える

スピーキング
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よく英語でブツブツ独り言を言うとスピーキング力が伸びますよ、って言うじゃないですか。

私は最近ようやく独り言が言えだしたんですが、

かれこれ英語の勉強を始めて2年経ってようやくですけれど、これってどうなんでしょう??

やり直し英語組の私には、独り言はとてもハードルが高かったんですよね。独り言を言おうとしても、

「え、え~と、あれは何て言うんだっけ…」

と、頭が真っ白になって何にも口から出ない。

ですから、もしあなたが「英語で独り言って難しいな~」と感じられていても大丈夫です。たぶん私より随分マシなので 笑

たかが独り言なのに、気負いすぎというか、考えすぎなんじゃない?という声はたぶんごもっともです。

ただそれ以外にも何か理由がありそうなんですよね。

なんでだろうな~と考えていると、概ね3つの理由に行き当たりました。

読み聞きとスピーキングは作法が違う

私の英語学習の目的は、主に英文の読みであること。このサイトを読んでいただくと分かりますが、英語学習の履歴も英文法とか英文読解とか、そういうところからスタートしています。

また特に最近はリスニングに力を入れていますが、要するにリスニングとリーディングを中心に学習するスタイルです。

どちらかというと、静的な学習スタイルですよね。私と同世代の、特に独学で勉強している男性に多そうなタイプです。

私の目的は英語の読み聞きであるとはいえ、学習の過程で、4技能全てに力を入れるべきという考えに至っており、スピーキングも大事にしています。

何故かというと、英語を読む力を上げたければ読むだけではダメで、聞く話す書く力もつける事。つまり英語の総合力を上げることが、結果として読む力をさらに上げる事が出来ると思うからです。

それに学習する過程で、やっぱりコミュニケーションとしての英会話力も欲しくなりましたので。

で、やるとわかりますが、スピーキングって明らかに読み聞きとは学習の作法が違います。

まずひとつは先程も述べたとおり、読み聞きは静的ですが、スピーキングは動的に感じます。刺激される脳の部位が違うというか。

ですから話すという意識が無いと、口から出てこない。これは口を動かせばよいというものではなく、何を意識するかの問題ですね。

音読をすればよいというものでもないですね。普段から「話す」ことに力点を置いていないと出来ない事です。

英会話に役立つフレーズを学びました、それを口に出して言いました、で今度からすぐにそのフレーズが使えます、というものでもない。

実際にそのフレーズを自分が使っている場面をリアルに想像して、気持ちを込めて言う。場面のイメージとフレーズを自分事として捉えることをしないとなかなか身につかないですね。

リスニングとリーディングは明らかにこれとは違いますよね。ある意味、脳がボーっとしてたって出来ます。

まずこれが作法の違いのひとつの理由。

もうひとつは、英会話には英会話のフレーズがあるという点。

例えば、

「いってきます」
「お帰りなさい」
「よろしくお願いします」
「お腹いっぱい」

こういうのがさらっと言えますか?という。

英文法メインで学んでいると英文の組み立ては理解できてくるので、準動詞を使ったり関係詞を使ったりする英文はなんとなく馴染んできます。

ですがそればかりだと、このような日常表現に触れる機会が一切ないので分からないという歪な状態になります。

私は実際分かりませんでした。

英会話メインで学ぼうとする方は、むしろ身の回りのちょっとしたこと、こういう日常表現から英語にしようとする視点を持っていると思います。

つまり学習のアプローチの仕方が違うわけで、そこがスピーキングに与える影響の違いになるわけです。

必然的にスピーキングの意識が高くなるはずで、独り言に対してあまり苦にならない。

その差は大きいと思います。

英語のインプット量が全然足りない

作法の違いはさておいて、私が思う一番大きな問題は、

インプット量が全く足りていない

これに尽きるなと思います。

私がいま大学生で、中学高校とそれなりに英語を学んできたのなら、ちょっとしたきっかけで独り言にすぐ慣れると思います。

それは、言ってもその時点で英語のストックがあるからです。

でも、数十年ブランクがあるんです。

英語のストックが何もない空っぽの私が、英語で独り言をつぶやいてごらんと言われたって、何も出てこないですよ。

やっぱりインプットって大事です。

単語にしても、文法にしても、自分の知っている範囲のことがあまりにも狭すぎる。そして狭いだけではなく、量を聞いたり読んだり出来ていないのです。

最近ようやくポツリポツリと口をついて出始めたのは、自分の中にそれなりに英語が蓄えられてきたからなのだと感じます。

自分としては、それまででも結構読んだり聞いたりしてきたつもりだったのですが、もっともっとインプットする必要があったのです。

文法的に少々おかしくても、ポロポロ呟き始められたとしたら、それなりにインプットが足りてきている、ひとつの証拠じゃないかと思います。

ひとつ学んだらひとつアウトプットするんだという意識は大事ですが、絶対量としてのインプットが全然足りてないんだという意識も常に持つ事が大事だと思います。

じゃないと「こんなに勉強しているのに…」という感情に陥って、学習が継続できなくなると思うので。

ちょっとした独り言のコツを掴む

独り言を言うにも、やり方次第で難しくも楽しくも感じられると思います。

私も独り言をどういうふうに行えばよいか、試行錯誤していました。

たぶん、初めから難しいことを言おうとし過ぎていた嫌いはあります。難しいというのは、その時点の自分の口からスラッと出てこない言葉を話そうとすることです。

1.文法書や単語集などで読んで勉強する

2.テキストの例文などを自分なりに変えて練習したりする

3.その後、座学ではなく日常生活中で、学んだことを呟いてみる

4.つぶやけなければ、再び1か2に戻る

言ってみればこういう事を繰り返して、言える事を増やしていくしかないのですが、たぶん圧倒的に2のあたりが足りないのです。

しかしこれを普通にやると、挫折する可能性が高いです。挫折しないためにはちょっとしたコツが必要です。

これについては下に貼り付けてあるYoutuberさんの動画がとても参考になりました。

まずはとても簡単なアプローチから始めるというのは、激しく同意します。

ただ、できればご覧になる前に、私がここまで述べてきたことをしっかり頭に入れてから観ていただければと思います。

「いま自分の状態はどのレベルなのか?」を意識しながら観ることで、やることが変わってくると思いますので。

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アラフィフです。2人の男の子の父親。
英語は全くのダメで、中学英語も覚束ないところから一念発起して再勉強中。目標はたくさんの英語で発信された情報を読み・聞きすること。再び英語をやり直したい方に、手掛かりとなりそうな勉強法などを発信中。

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