英語力がほぼゼロの状態から、初中級レベル(TOEIC600点前後レベル)までの私の勉強法まとめ記事です。
学生時代以降、英語とほぼ縁を切っていて、長いブランクを経て再び英語を独学で学ぼうとする方にとって、もしかしたら参考になるかもしれません。
約2年間、どの順序で学習していったかをまとめていますので、「英語の勉強をしようと思うが、どこから手をつけていいか分からない」という方には、ひとつのケースとして見ていただけると思います。
実際のところ、科学的で効率的な勉強法です!というわけではなく、あくまで上級者の方々の実践法を真似て、かつ自分なりに試行錯誤したものです。
どんなに効率や再現性を求めても、正解を求めても、最終的には自分の能力の特性に合わせて必ず試行錯誤するものですから、そこを踏まえてご自身にも当てはめてみていただくと良いのかなと思います。
また、全く違う学習アプローチの仕方もあると思いますが、各々の目的に応じて適した方法を考えてみてください。
では、私の初期勉強法まとめです。
まずは英語学習の準備:戦略と心構え
やみくもに学習をスタートしても、挫折する確率は高いです。
そこで、始める前に中長期の学習計画を立てることは結構大事です。特に何からどの順番で学習するかを決めておくと、迷いが少なくてすみます。これには先達の教えが役に立っています。
下記の記事は、上級者たちの教えをまとめたようなものです。
もうひとつ学習前に、事前に心に刻んでおいたほうがいい事柄がいくつかあります。
「インプットとアウトプットの優先度」「学習の質と量」「自分にとって簡単なことからスタートすること」そして、「成長はすぐに実感できない」という4つです。
あらかじめ、これらのことを踏まえておくと、焦りや迷いが少なくて済み、学習の安定感や継続性につながると思います。
以上を踏まえておくと、学習がスムーズになります。いよいよ初期学習段階に入ります。
初心者段階
英語の4技能というのがあります。リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングですね。
私は読み聞きがほぼ出来ませんでしたので、当然ながら書いたり話したりは全く無理でした。
そこでまずはリスニングとリーディングから手を着けたほうが良いと思い、この2つの学習から取り組みました。
特に英語の「音」に慣れることが上達への近道だろうと思っていました。リーディングとリスニングの両方を同時期に学習しますが、重点を置いていたのは「音」です。
初期は、英語の発音とリズムに意識を向けて学習していました。音声教材を聞きまくること、発音は動画サイトを利用して学ぶのが効果が高いですね。
リーディングに関しては、まずは英文構造を知らないと読めませんので、英文法を、とくに中学英文法のやり直しから始めました。
ひと通り中学英文法をチェックし終わったら、次は単語です。ボキャブラリー構築にどの単語帳を使ったらいいか、当時の私は結構迷っています 笑
次が英文読解です。高校生向けの英文法書を手に取らず、英文解釈本を手にします。これはこれで良かったと思います。英文を読む事が段々と出来るようになってきました。
初級から初中級への道
上記のことをひと通り終えると、初級者レベルにはなると思います。私はここまで約1年間でしょうか。
ここからは、これまで学んだことを繰り返し学習していく段階になります。少しずつ知識を深めながら量をこなす感じで私は行いました。
まずは中学英文法を定着させる目的で、瞬間英作文的な教材を用いて音声を中心に繰り返し復習しました。
中学英文法だけでは心許ないので、ここからもう少し上のレベルの文法書にトライします。
ただあまり自分のレベルに合ったものでないと、また挫折しますから、そこは慎重に選びましょう 笑
同時に私の苦手とするリスニング力を鍛えるために、毎日取り組み始めたのが『スタディサプリENGLISH日常英会話コース』
こちらは定期的に何度か耳のブレイクスルー(笑)が起こりました。こちらも続けて良かったことのひとつです。
ある程度これらを繰り返した後、スピーキング力を付けるためにさらなるインプットを行いました。アウトプットの練習のためのインプットという感じです。
これには『英会話タイムトライアル』がとても有効でした。ヘタに瞬間英作文をずっと実行するよりも、より効果的だと思っています。
これらのサイクルを回しつつ、ボキャビルを平行していけば、ひとまず1年くらい経つとは初中級レベル(英検2級・TOEIC600点くらい) になるんじゃないでしょうか。
最後に、ポイントはやはり毎日続けることですね。
アプリでもラジオ英語講座でもいいので、続けられる方法でコツコツやれば、私のような中学英語も記憶の彼方に飛んでいた人間でも、それなりにはなるので。
もちろん勉強を優先することによって、犠牲になる事柄もあります。
でも楽しんでやれることが一番だと思うので、楽しんで継続していきましょう。
私も英語を自由に操れるようになるまで練習を続けていきます!
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